2021年3月17日水曜日

令和3年3月14日(土)  

  3月度環境塾                                                              場所:日本環境管理センター

3年度最後の環境塾です。

コロナ対策をしながら、無事今日の日を迎えることができました。

コロナ感染予防により学校が休校となった為、

海津市では振替で第2土曜日が授業になりました。

参加できなかったお友達の分まで 一生懸命授業に取り組めました。

1時限目

≪プラスチック汚染と地球温暖化について考えよう≫

                                                                                   講師:大垣市レクリエーション協会 寺境浩


マイクロプラスチックゴミについて学びました。

プラスチックの排出量は日本はアメリカに次いで 世界第2位です。

これから、私たちはどうしていけばいいか

「SDGS」持続可能な開発目標

この言葉を使って 分かりやすく 説明を受けました。

その後、 親子で、1年を振り返り

1.良かったこと、気づいたこと

2.環境塾に参加して、何か行動を始めたいこと

3.お子さんの決意は?

4.他の家族の意見も聞いてみよう

と、親子からグループ討議と進みました。

そして、全員が皆さんの前で発表

それぞれが、素晴らしい意見でした!

≪子どもさんの感想≫

●レジ袋を使わない。リサイクルする。

●僕も社会の為に役に立ちたい

●ゴミは川に捨てない

●社会問題を知れてよかった

●家族で1ヶ月に1度は近所のゴミ拾いをする。

≪親さんの感想≫

●自身が当事者であり、社会の決められたルールを守り 大人として行動できるようにする。

●この1年で環境について興味を持つようになった

●子供と一緒に環境について学べたことがよかった

  それぞれが別に学ぶより一緒に学べたことで

  より一層環境について考える機会が増えた

●環境問題は、社会の問題でもあり我が家の問題だ。

  まず私が姿勢を示すこと、家族で話し合うのも解決策につながる。



2021年2月14日日曜日

令和3年2月13日(土)   

2月度ぎふ地球環境塾                              場所:日本環境管理センター 今日は暖かく、もうすぐ春が来そうな陽気です。

新型コロナ感染拡大で、ドアや窓を開けて

授業を行っていますが、 さほど寒く感じられません。

今月も、親子でとっても勉強になる 内容が盛りだくさんです。

≪1時限目≫

ビンのリサイクルとプラスチックごみ                      講師:日本耐酸壜㈱川地康文

日本耐酸壜の会社は色々なビンを製造されています。

薬・飲料水・調味料等 私達の生活の必需品です。

特にビンの3Rの取組について 勉強しました。

リサイクルする際に ビンの中に陶器や金属類が混入すると

完成したビンは傷が入ったり 変形したりしてしまう。


ビンをリサイクルに出す時の重要なポイントは

①キャップをとる

②洗う

③空きビン以外のものを混ぜない

3Rについては、ビデオを見ながらよく理解できました。

現在世界で問題になっている

プラスチックゴミのお話の中で

太平洋ルゴミベルトの位置と大きさに 驚きました。

2時限目 

≪私たちの生活と自然環境の実態・保全≫

                                                                                      講師:岐阜協立大学教授 森誠一

ハリヨの研究をされている 岐阜県大好き先生です。

今日の内容は

①水域のプラスチックゴミ

②岐阜県の自然環境の特徴

③郷土財ハリヨの今と保全

海洋プラスチックゴミが問題になっているが

海の元をたどれば川、山にたどりつく。

これは、海のない岐阜県に住む 私たちの問題でもある。

私たち地元の環境を守ることが 海を守ることにつながる。

岐阜県は、海がないけど山が(川)が多い 魚の目線から見てみよう!

3種類の淡水魚の天然記念物がいる 日本最大の宝庫。

しかし、 近年で減少原因は、 埋め立て・コンクリート舗装・密漁等。

また自然を守ることが 必ずしも手つかずが良いわけではなく、

手を加えてやることも必要だと 言われました。

大垣東高校の生徒とともに

ハリヨの生息地の 環境整備活動

≪感想≫

●岐阜県の天然記念物が絶滅してしまわないように、自然を守っていきたい。

●ペンギンのビデオが面白かったので、また見たい。

●日常生活の中で、正しい手順やルールを子供たちに教えていくためにも 大人が学ばなければと、感じる。

2021年1月10日日曜日

令和3年1月9日(土)      1月度環境塾                場所:日本環境管理センター 

新年初めての環境塾です。

厳しい寒さの中ですが、 皆さん元気に参加してくれました。

受付の豪華な花がお迎えです。

1時限目

≪トレーのリサイクル≫                    講師:㈱エフピコ 新矢 恭三

私たちが、毎日目にする食品トレーの話です。

日本で一番トレーを生産している工場が 西濃にありました。

環境に配慮して形も色も、工夫してあります。

また、トレーの生産だけでなく、

トレーやペットボトルのリサイクル工場も輪之内町にあります。

年間で約100億枚生産するも、

たった16億枚しか返って来ないそうです。

残りの84億枚はゴミで捨てられています。

是非、ご協力を!!!

まず、私たちが

後行程の人達が困らないよう作業しやすく

ルールを守って

リサイクルにだすことが大切なんですね。


2時限目

  ≪プラスチックの加工・キーホルダー作り≫

透明のプラスチック板にマジックで絵を書き

オーブントースターで加熱します
熱で曲がったプレートを雑誌で平らにすると・・・
こんな、イラストも!

これなら、自宅でもできそうです。

お寿司やお弁当のパックの上蓋

で出来ます!

≪感想≫

●リサイクルの仕方がわからなかったので、気を付けて出したいと思いました。

●面倒だからゴミに捨てるということはやめて、しっかりリサイクルしていきたい。

●リサイクル場で、人が選別されていることを知り、驚きました。

 なるべく、負担をかけないように努力したいと思いました。

●地球温暖化の事を知ったり、新しい自転車を買ったので、

  大垣市から海津市まで来た。  (大変だった)

●好きなキャラクターのプラ板が作れうれしかった。楽しかった。

●とても、面白かった!

●ぼくも協力して環境をよくしたいです。

●家でもプラ板やってみたいです。

2020年12月12日土曜日

令和2年12月12日(土)     12月度ぎふ地球環境塾                            

                                                                      場所:日本環境管理センター

今年の最後の環境塾となりました。

新型コロナは、寒さと比例して 拡大してきました。

受付もしっかりと対策をして

安心して塾が開催されるよう 対応しています。

≪世界の話と「バイオマスファイア2」バイオプラスチックのメリット、活用≫                        

                                                       講師:WEVマガジン編集長 石原 英一        

今日の先生のジャケットは

廃棄されたパラシュートを

リサイクルして 作られた服です。

プラスチック製品が必需品となっている

現在のメリット、デメリットについて 話を聞きました。

日本だけでなく、私たちの知らなかった

世界中の 話が興味深かったです。

2時限目は、バイオマスのワークショップです。

「1年間この部屋で暮らす。どんな部屋にしますか?」

条件は、 ①なにを持ち込んでもいい

②一度入ったら出られない

③ドアも窓も開かない

④エアコンは壊れている

⑤携帯、インターネットは使えない

⑥施設の電気は使えない

さあ、どんな部屋ができるかな?

最後に お互いの作品を見て 回りました。

  皆さんの発想力に 感動!


≪感想≫

● ビニール傘の落とし物を取りに来た人が0ということに驚いた

● 絵を書くのが楽しかった

● 地球を造るということは大変なこと

● 大人になったとき、絶対にゴミ自転車のようなことはしない。

   プラスチックはリデュースをします。

   例えばプラスチック傘は再利用する。

●今の生活を当たり前と思わず、意識して生活したいと思った。  

2020年11月22日日曜日

令和2年11月14日(土)11月度環境塾                                     場所:日本環境管理センター

すっかり、秋です。 銀杏の木の葉っぱもきれいに色づきました。

1時限目 ≪環境に優しい物流≫                                     講師:西濃運輸  中山貴照
街でよく見かける西濃運輸のトラックです。 今日も楽しく作る貯金箱のお土産

物流ってどんなこと?

私たちの家庭に荷物が届くまでには たくさんの工程があります。

船や飛行機も使って、家に届けてもらえるのは トラックです。

また、西濃運輸専用の貨物列車も 走っています。

ただ物を運ぶだけでなく 環境にも配慮して

さまざまな取り組みが行われています。

二時限目 ≪自然環境の保全~  生き物たちはとってもフクザツな関係でつながっている~≫                 

講師 :岐阜大学 伊藤健吾

メダカを飼ったことのある人は、約半分

メダカがいなくなって困る人は?

牛がいなくなって困る人はいるけど

(肉が食べられなくなるし、牛乳が飲めなくなるから)

メダカがいなくなって困る人はいないかも?!

針金のようねハリガネムシについて 話を聞きました。

ハリガネムシは、木の根っこやひものように見える 虫です。

生き物に寄生して、水の中にいたり 空を飛んだりして

子どもを増やしていきます。

イシガイについても

とってもおもしろい興味深い 生き方をしていることを 初めて知りました。

≪感想≫

●荷物やトラックの種類がよくわかった

●生活をつなぐために物流はとめられない

●1ヶ月にトラックは地球と月の間を 31往復しているなんてすごい!

●虫と虫の関係がとてもおもしろい

● 生き物はおもしろい

●生物が絶滅しないようになにかしたい

●蚊が 一番人間の死に関係しているなんておどろいた

2020年10月28日水曜日

令和2年10月17日(土) 10月度環境塾

                                            場所:日本環境管理センター

すっかり秋です! 本来の予定では、徳山ダム見学でしたが

コロナ感染予防対策により 中止になりました。

とても 残念です。

が、牧野副理事長より、

塾生の親子に草餅をいただき、大喜びです

今日は、とっても大切で、知っておくべきこと事を 勉強をします。


1時限目

≪ウンチはどこへいく?≫   

                                   講師;日本環境管理センターのみなさん

今日の授業は

「ウンチはどこへいく?」です

皆さん考えたことあるかな?

水洗トイレの水に流されて・・・・・・????

各家庭についている合併浄化槽と、下水のふたつの

処理方法があり、その違いを教えてもらいました。

わたしたちのウンチは

処理された汚泥は、乾燥させて

なんと肥料(炭化汚泥)になります。

また、ここの会社では、

汚泥濃縮車があり、汲み取った汚水を

きれいな水に浄化できます。

実際にその様子を見学しました。


汚水がきれいな水になり

その水をまた浄化槽に戻します。

家庭の水道代も節約になり環境にもいいですね。


2時限目

≪トイレの話≫                  

                               講師:日本トイレ研究所長 加藤 篤

災害時に備えて

水や食料品は備蓄しているけど、

トイレに関するものはどうだろうか?

タイプの違う簡易トイレで、実験をしてみました。


災害時に備えて、あわてない困らない

トイレマスターになろう!

それには、6つのワザがあります。

誰も今まで教えてくれなかったトイレの話に

親子ともども興味しんしんです。

とくに

「災害時のトイレのワン・ツー・スリー」のカードは

わかりやすく

いつでも見れるところに貼っておくのもいいですね!


≪感想≫

●バクテリア(微生物)が汚れを食べることを知った。すごい

●汚水をきれいにしているのは、化学薬品でなく微生物であることを聞き、安心した

●ぼくらのウンチもつながっているんだな

●炭化汚泥が化学肥料になるなんて、すごいと思った

●我が家の浄化槽のことが、とてもよくわかりました

●トイレをがまんすると病気になるなんて知らなかった

●生活を見直すきっかけになった

●携帯トイレをさっそく買いに行こう!と思った



2020年10月23日金曜日

令和2年9月12日(土)
9月度環境塾
                                 場所:日本環境管理センター




今年の夏も、 酷暑と、 台風等雨風の強い日が 繰り返す毎日
コロナとマスクと天気の闘いです!
環境センターの周りの田畑は 緑に一色
既にお米の取り入れが 始まっています。


実る稲穂

活躍するコンバイン
1時限目
≪里山の森活動≫                  
                   講師:太平洋工業 安全環境部長   
                       杉山慎一 
太平洋工業は、車の部品を製造されている会社です。
車は私達の暮らしの中の必需品です。
太平洋工業では、環境に配慮したものづくりはもちろん、
地元大垣市への環境整備活動にも
ボランティア活動に取り組んでみえます。


 
どんな部品を作っているのかな?


里山(上石津)の環境活動


毎年、大勢の参加者で活動


昨年の活動の様子


楽しみながら自然を守る

とっても、楽しそう!
私たちも、実際に参加してみたくなります!


SDGS・・初めて聞く言葉です
これからの企業は
地球環境に配慮したものづくりや
活動を求められています
同時に
私たちも、身の回りから
出来ることを
始めてみよう


2時限目
≪廃棄物ってどんな物?≫
                  講師:日本環境管理センターの皆様
廃棄物って
色々あります
堀田講師のお話

クイズ・・・資源ごみになるのはどれかな?
以外とたくさん
あるんだな~
クイズは難しい?!
休憩時間に・・・いただきま~す!
剪定された枝を粉砕してチップに
それを燃やし、燃料にしてビニールハウスを温めます
そこで、出来たのが
パパイヤ
南国でなくても
海津市で、出来るなんてビックリ!


温室で育ったパパイヤのスムージ
 「これ何のスムージだと思いますか?」
の質問に
あるお父さんが、
「そりゃ、海津市だから、みかん!」
と自信ありげに答えてましたよ(@_@;)
おいしぃ!!!!!!おかわりほしい!

工場見学 木の枝をチップにする現場

ペットボトルを粉砕して凝縮 10KGあるよ

きれいなリサイクル工場

綺麗に洗っていないボトル・・これはダメ!
リサイクルごみに出すときは
きちんと、洗おう
温室でのパパイヤ栽培
南国へ来た気分
パイナップルまであるよ!
ここは、沖縄ではないよ!
この間までパイナップルが
なっていたそうです
バイオディーゼル燃料・・?
この車は、
天ぷら油の廃油をもとにした
燃料で走ってます 


≪感想≫ 
●地球温暖化が、すごい早いスピードで進む
●資源ごみは、新聞と食品トレーくらいだと思っていた
●車の部品は日本だけでなく世界でも作っていることがわかった
●環境クイズは楽しかった、勉強になった
●汚泥を肥料にすると植物がより大きく育つ 
●SDGS・・初めて聞いた。勉強になった。