2013年8月28日水曜日

8/10  8月環境塾


平成258月10日 環境塾(ソーラーアーク)

 

    草木染め   

       (所 鳳弘 講師)
 

講義の内容 

 タデ科の藍は、日本の色ジャパンブルーと言われる。

 藍染めは2000年前から行われていた。

 葉っぱっをもんでその汁を付けるとかゆみを止める。

 虫除けになるので藍を野菜の回りに植えると虫が付きにくい。

 へびが嫌がる。(ガラガラヘビ)

 昔から農業に携わる人々が藍で染めた衣類やテントを用いて農作業をした。











 

 

 2種類の染め方を習いました。

 絞り染め(輪ゴムでハンカチを好きなように縛り模様を付ける)

 板染め(割り箸でハンカチをたたんだ所を挟んでそのまま染液に漬け模様を作る)

 

 ミキサーで藍の葉を粉砕して講師が用意された発酵藍液の中に加え染色を行いました。

現代は科学染料で染めることが多いので草木染めは環境の面でも興味深いと言うことでした。

 

 受講生や保護者は、初めての経験で楽しみながらも一生懸命でした。

 

(感想レポート内容)

 *割り箸や輪ゴムなど身近な物を使い模様が花柄になったところに興味を持った。

 *藍がむしよけになることがすごいと思った。昔の人の知恵はすごいと思った。

 *自分でやってみることが大切だと感じた。もっとやってみたくなった。

 *染め方を最初からやらせてもらいよくわかった。親も出来たら良かった。

 *久しぶりに講師(着物だった)の和を感じた。体験も良かった。

 *たまに花で色を出して遊ぶことがあるが藍のようなきれいな色はすごいなと思った。

 *植物で色が染まるのがおもしろい、それを自分で体験できたのでもっとおもしろかった。

 *唯一無二の作品を作れる楽しみが有りました。

 *ミキサーで液状に簡単にできる現代は、楽だと思った、染色の変化に驚きました。

 *日本にとってとても大切な物なのでこれからも残しておかなければならない
   日本の文化だと思った。

 *子供にも自分にも大変良い体験ができありがとうございました。

 *ナンベイてなに? 意味がわからなかった。

 *藍を発酵させインディゴをうまく取り出す方法を昔の日本人が考えた。

 *藍の葉の汁が空気に触れると緑から青になったのでビックリした。

 *思い通りに模様が出ず染めるってむずかしいなと思った。

 *所先生のもったいないと言うお話が胸にしみた。

 *世界に一枚しか無いハンカチ、宝物を大切にしたい。

 *貴重な体験をさせて頂きました。

 *昔からの染め方が今も伝えられているのはすばらしいと思った。

 *自然を利用して染めることがすばらしいし、環境にも良いと思った。

 *ゆっくりした先生の口調がわかりやすかった。 

*スタッフが席の近くまで来て丁寧に教えて下さり嬉しかった。

 
今日は、とても日差しが強く藍染には絶好の日和であると先生から学びました。
しかし、とても暑い日でした。(笑)
 

 

 

 

 

 

7/13 7月環境塾

平成25年7月13日  (輪之内町エコドーム・生き生き貸し農園)

 
  今日は、いつものソーラーアーク会場ではなく 輪之内町エコドーム見学をしました。

まずリトルホールで家庭ごみの分別の仕方と地球温暖化についての講義を受けました。

 
 
*家庭ごみのリサイクルの講義では、地球を守るために今、私に出来ることという講義でした。

 最初、地球温暖化の影響が日本も、もちろん世界中で出始めている写真(北極熊のおぼれかけた様子・ヒマラヤの氷河の様子・北極の氷の様子・ツバルが現在沈みかけている様子・中国のホルチン砂漠・沖縄のサンゴの様子)を見てもらい、このままのきれいな地球を子供や孫達に残すためにはどんな生活をしなければならないのかみんなで考えてもらいながらゴミの話を聞きました。

 

*皆さんが買い物をすると当たり前のように(トレー5円~250円、ペットボトル30円~70円、牛乳パック15円、カップ容器等28円~70円)容器包装まで買っていることを学びました。

 

*それぞれの分別ごみは資源となる

 牛乳パック・・・・・・・・・・・・・・・・・・・トイレットペーパー

 その他容器包装、ペットボトル・・・・・・・・・・定規、ボールペン、駐車場の車止め、

作業用ジャンパー、軍手、ロープ等

 ダンボール・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ダンボール

 その他紙類・・・・・・・・・・・・・・・・・・・同じ紙になる

 割り箸・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・3膳でA4コピー用紙1枚

  

    地球上の資源は限りがあること、これ以上便利で楽しい生活をこのまま続けると地球はいくらリサイクルに皆さんが頑張ってもゴミ処理能力を超えてしまうので、それよりも入り口の買い物についてよく考えなければならないと説明しました。

 

  必要な物だけ買う

 長く使える物を買う(使い捨てはやめる)

 近くで採れた物を買う

 

*ごみの分別はよくみて上手に分別して資源にしよう。

*よく考えて賢い買い物をしよう。

いくらリサイクルしても元が増え続ければゴミは減らないことを説明して終わりました。

 

講義の終わりに農園で採れた人参を使ったキャロットゼリーとミニトマトを食べました。
農薬、化学肥料を使わないとどれだけ美味しいかわかりました。

 

次にエコドームの方へ移動して、それぞれ家庭から持ってきたゴミの分別体験をしました。

 

次に農園の方へ移動して野菜(茄子、ジャガイモ、胡瓜、ミニトマト、青じそ)を収穫しました。

写真を見て頂くと塾生がいきいきしています。 講義よりずっと楽しそうでした。

 

農園で、理事長から説明を聞きました。

生ゴミが土の中に鋤き込んで有るのでモグラやミミズがいっぱいいますよ~ きゃ~などの歓声が上がり大騒ぎでした。

モグラはミミズを食べて生きています。

人間は野菜を食べてその後、その野菜くずを土に返し再び野菜を作ると言うくり返しをして循環型社会が成り立っています。

今日は環境学習の講義だけでなく資源ごみ分別体験、生ごみたい肥で育てた野菜収穫体験とミニトマトと人参ゼリーの試食それから収穫した野菜とホウレンソウ入りクッキーもあり大変楽しい1日でした♪