会場(日本環境管理センター)
新しい年が明け初めての環境塾です。
インフルエンザも流行中でしたが、元気な塾生達の参加で楽しく開催することができました。
★ 目に見えない大気の汚れを知ろう
★ 地球環境と省エネルギーを考えよう 環境省環境カウンセラー 矢口芳枝 講師
* 大気と空気について
・大気 (地球の周りにあるのが大気)
・空気 (生物が呼吸に使うのが空気)
①大気と空気は同じもので地球を取り巻く大気は地上から10kmの上空までしかなく
生物が生きていくための大切なもの
②人間が1日に吸い込む空気と吐き出す空気は,、牛乳パック10,000本
③シャワー 1分間に2Lペットボトル2,5本分流れる
④日本は、朝食、昼食、夕食のうち1食分を残飯として捨てている
⑤発展途上国では、食べるものが足りないなどで5秒に1人亡くなる
* 人間の生活や活動による今の便利な暮らしが大気汚染の原因
①電気
②ガス
③ガソリン
*大気の汚れを知るため新しいハイブリッド車の排気、古い車の排気、建物の外の
おいしい空気を、代表の塾生がビニール袋に集めました
*試薬を使い大気の汚れ具合を見ました
* 底にたまった濃いピンク色が汚れ(二酸化炭素 窒素酸化物など)です
これは古い軽トラの排気でした
* 外で集めたきれいな空気は試薬を入れても透明でした
* 新しいハイブリット車の排気は薄いピンクでしたエンジンをかけた時に
二酸化炭素などが出ます
★ 地球環境と省エネルギーを考えよう
*省エネってどんなこと? (ムダなく) (ムラなく) (ムリなく)
みんなに配布されたスマートライフおすすめBOOKも使って説明を受けました
* 地球温暖化はエネルギーの消費による つまり人間の生活活動が原因である
ことがわかった
* 家庭のエネルギーの約半分が電気である
* 自分たちの生活が環境に大きく関わっているのがわかった
* 家庭で節電しているつもりでしたがまだまだ出来ることがいっぱい有ることが
わかった 自分が出来ることを考えるきっかけになった
* 私たちの生活の中でエネルギーはなくてはならないものですが
少しでも減らす心がけは大切だと思った
* まだまだ自分の家で改善できることがいろいろある 子供と一緒に実行したい
* 省エネラベリング制度について詳しく知らなかったのでとても勉強になりました
今後 家電の見直しも視野に入れていきたい
* 冊子をよく読んで少しずつ実行していきたい
* ご飯は残さず食べる テレビや電器は使わない時は消す 出かけるときは自転車、
近くは歩いて行く エアコンの温度設定をよく考える お風呂のシャワーは使う時
だけ出す
★ 世界の水問題とつながる足もとの水環境
同志社大学講師 神田浩史 講師
* 水のおはなし すべての命のみなもと
水があるから地球には命がある
地球は水の惑星
しかし ほとんどが海水(97%)で私たちが使えるのは全体の0,01% 残りは
土の下や、凍っていてすぐには使えない
* 世界には水が多すぎる所(洪水に苦しむ)
少なすぎる所(きれいな水を飲めない)バングラデッシュ インド フィリピン
インドネシア ソマリア アフリカ
* 世界では、24億人が下水やトイレの無い生活をしている
日本人の生活をすると地球が2,5個必要
ソマリヤの人の生活は1/5の地球で済む(一日生きていくための水2リットル)
* 日本は豊かな水があるのにバーチャルウオーターの輸入が多い
* 水は、ガソリンより高い 水を100円出して買うのはもったいない
* 日本は 食べ物も外国から買っている (自分の食べ物は自分で作る国がほとんど)
* 日本は 田畑に恵まれている 肥えた土地 豊かな水があるのに安い外国の
食べ物に頼る 世界では飢餓に苦しんだりきれいな水が飲めない人がいるのに
食べ物を捨てている
* 日本の現状は 豊かな田 水をほったらかしにしている
* 日本は森林に恵まれている
国土の66%が、森林
岐阜県82%が、森林(全国第2位) (1位は高知県)
* 森林にはダムのように水を貯える力がある
* 近くには揖斐川 長良川 木曽川が流れている (人間が住んでいるところより
川が上を流れている)
* 日本が豊かな生活をするために世界の国々に頼り切っている そのため環境
を壊している もったいないし恐ろしい
* 日本は 他国よりも森林、水に恵まれているので輸入に頼らずもっと農産物や
家畜など生産 育成してほしい
* 日本はぜいたくして田畑があるのに働かなくなった人が多くなりもったいないと
思った
* まとめ(どんなことができるか?)
◎世界のこと 日本のこと 知ることの大切さ
◎友だちに伝えよう
◎森林 田畑を大切に
◎地元の食べ物 地元の木を使おう
◎エネルギーとして木や水を使おう
* 上に書いたようなことがやがて世界の水問題に役立っていく 世界は一つに
つながっている
* 最後に 私たちのところは 世界からいろいろ持ってこなくても生活できる
地域である お金をいっぱい使って世界からいろいろ持ってくることについて
10年 20年先を考えて行動したい