2015年2月15日日曜日

2/14     2月環境塾

平成27年2月14日

   数日前からの寒気団により、未明から降っていた雪は、夜明けになるとボタ雪になり、出か 
  ける頃にはあたり一面に、銀世界が広がっていました。
  しかし、環境塾が終わり外に出ると空は曇っていて雪は雨に変わってとても寒い日でした。


             会場 (日本環境管理センター)

 ★ 自動車社会
                            西濃運輸株式会社 総務課   森 整 講師
   
   


   *物流ってどんなこと?

     物の流れ ・・・・・・・・・・・・・・・・・●私たちの身の回りの物が毎日たくさんの人の手に
                          よって運ばれてくること 
                         ●私たちの生活に欠かすことができない 
                         ●もしこの流れが止まるとコンビニ、スーパーなどに物がな 
                          くなってしまい食べ物が届かなくなって大変困る
     
   *荷物や食べ物が届くまで?

     西濃運輸の1日の仕事の流れ
     ●運行車2、500台・・・・・・・・・・・・・・・・・・・荷物を遠くの地域まで運ぶ大きいトラック
     ●集配車6、700台・・・・・・・・・・・・・・・・・・・荷物を近くの配達先まで届ける小さい車

     (朝8時ころ) みんなの学校が始まる頃・・・・・・集配車が配達先に到着する
     (昼2時ころ) 学校で勉強している頃・・・・・・・・・お客様の大切な荷物を預かったり
                                   届けたりしている
     (夜7時ころ) 晩ごはんを食べている頃・・・・・・・荷物を全国の行き先ごとに仕分けする
     (夜10時ころ) みんなが寝ている頃・・・・・・・・・・仕分けした荷物を運行車に積み替え
                                   全国の配達先のターミナルに出発
     (夜中2時ころ) みんなが寝ている頃・・・・・・・・・運行車がターミナルに到着 ここで配達
                                   先ごとに集配車に積み込まれます
     1日24時間トラックは働いています


   *仕事中のトラックには気を付けよう!!!!
     ●止まっているトラックはいつ動き出すかわからないのでトラックの周りで遊ばない
     ●トラックは急に止まれない
     ●信号待ちではトラックのタイヤが近くまで来るので歩道で必ず待ってください

   *トラックは一度にたくさんの荷物を運ぶため高くて長くて大きい だから遠くはよく見えるが
     近い場所は見えないところがあるだから危険がいっぱいです

   *みんなにやさしい物流とは?
     西濃運輸では 人や地球、そしてみんなの明るい未来のために「やさしい物流」に
     取り組んでいます
    ●アイドリングストップ
     トラックを止めたらエンジンもストップ  運転手とカギがカールコードでつながっている
    ●天然ガス車
     環境にやさしいトラック導入
    ●地球環境を考える
     社員みんなで環境保全
     省エネ運転 ごみの分別 回収 リサイクル 地域の清掃 それぞれ自分に
     出来ることを実行している
    ●エコタイヤ
     地球にやさしいタイヤで走っている
    ●国際標準規格 ISO 14001  
     世界標準のやさしさの認証を受けている 地球やみんなの明るい未来のために
     いろいろな ”やさしい取り組み” を続けていきます
 

   *塾生感想
    ● 西濃運輸は24時間仕事をしている事がわかった
    ● 物流が必要不可欠な存在だと思った
    ● トラックがいろいろなものを運んでいるのがわかった 1回でも良いのでトラックの
      中が見たいです
    ● トラックの燃料や二酸化炭素を少なくする努力がわかった
    ● トラックターミナルを鉄道の駅にすれば楽でエコになると思った
    ● 1日に9,200台の車が走り 1か月514万リットルのガソリンを使い14,400tの二酸化炭素
      を排出していることに驚いた
    ● 物流業界の環境への取り組みをまねできることもあるので日常に取り入れたい
    ● ちょっとした工夫が企業の場合大きな効果をもたらすことが興味深かった
    ● コツコツと小さいことから取り組む事の重要さの認識企業としてのエコへの努力は
      影響が大きいと思った。素晴らしい
    ● 物流と環境問題は隣り合わせだということに気付いた 少しづつの積み重ねが大きな
      環境問題の軽減になる事もわかった



 ★ 水と西濃
   
                   岐阜経済大学教授    森 誠一 講師

    ぎふ地球環境塾は、西美濃に住んでいる人が 「ふるさと」 を いろんな面から
    知る場である
    (ふるさとの宝物を探そう) → → → 水環境から見る

           

   本日のメニュー
   ① ふるさと岐阜ってどんなところ
   ② 水郷(水が豊かなところ)の西美農・昔と今
   ③ 国の天然記念物 ハリヨ


           

   * 西美農 「ふるさと」 日本のヘソである
      ● 何万年も前に氷河が北から押し寄せてきた南の端で、北の方の生き物 南の方の
        生き物 両方がいる
      ● 伊吹山(1,300m) からの伊吹おろしがある 将来風力発電所を研究してほしい
      ● 揖斐川 長良川 木曽川 があり水がたくさんある地域
      ● 木曽川について・・・・・愛知県には徳川家があったので木曽川の堤防はお囲い堤み
                      と言って堤防が高く洪水になると岐阜県側が沈んだ だから
                      輪中堤をつくり守った
      ● 昔を振り返ると家まで舟で行ける グジグジしている田んぼは堀田にして作物を
        作った  家族共同体の絆があった  
      ● 生物が豊かで湧水(冬あったかい 夏つめたい)がありきれいな水がある
      ● 東海三県のみ淡水魚の宝庫である
      ● 天然記念物・・・・・・・・・ネコギキ  ウシモツゴ  イタセンパラ  イトヨ  ハリヨ

   * 塾生感想
      ● この辺りは、水に恵まれ淡水魚が多く生息していることを知り驚いた
      ● 風 水 が豊富なので自然の力を活用したい
      ● 地域の昔の事を知ることは大切だと思った
      ● 地元には、自然の宝がたくさんある事に気付かされた
      ● 水を守っていきたい
      ● 地域の特性を活かし生活することは本当の豊かさだと思う
      ● ナマズやモロコがいることは知っていましたが「オニバス」という大きな葉っぱが
        あることは知りませんでしたほとんどこの地域にしかないので見てみたいです