会場 日本環境管理センター
今年度最初の環境塾です。
今日は朝から小雨が降り、肌寒い日でしたが、講義が終わるころには、
まぶしいくらいの太陽が照り付けるおだやかな春の日になりました。
★ この環境塾は、清流の国ぎふ地域活動支援事業として、岐阜県の
森林・環境税の
補助金と 下記の企業
○ 公益財団法人 田口福寿会
○ 太平洋工業株式会社
○ イビデン株式会社
○ 株式会社大垣共立銀行
○ 日本耐酸壜工業株式会社
○ 株式会社エフピコ
○ 日本リファイン株式会社
○ 一丸ファルコス株式会社
○ 日本環境管理センター株式会社
以上9社からの助成金で運営されています。
★目的
〇 身近な環境問題から、国内、世界、地球的規模の、幅広い内容を、地元の住民、
産業界、学校、行政より講師を選任して進める事により、西濃地域から
スタートしたグローバルな、将来の環境保全リーダーを育て、地域のことを、
地域の人で、地域を活かした環境教育を目的としています。
〇 西濃の豊かな自然に触れ合ったり身の回りの環境問題について大学の先生や
企業の方などからわかりやすいお話を聞いたり自然観察会や手作り教室で
作品を作ったりして楽しく学ぶ。開講式と講義の様子です。
西濃県事務所 環境課 仙田光一課長
開講式にあたって岐阜県が当初目的としていた、環境教育だけでは、無く、
昨年の環境塾が、大変保護者に喜んでもらえたと感じ、
親子で受講することが有意義であることがわかったと挨拶された。
★ 1時間目 「環境を勉強する意味について」
岐阜大学客員教授 渡邉昇 講師
今自分の住んでいる町や村では直接には大きな変化を感じないかもしれません
が、地球全体では大きな変化があります。
○人口・・・・・日本は、減少しているが、世界全体では増加している。
○気候・・・・・地球温暖化になり異常気象の発生が多くなった。
○資源・・・・・人間の生活活動のために少なくなっている。
石油はこのままの生活を続けると40年しかもたない。
* 物を見るときは色々な角度で見て「目に見えないところを想像して考える」
* きれいな水がないと生きていけない、自然環境を破壊していくと最終的には
自分たちに 影響してくる。だから自然を大切にし、環境を守る。
*「ウィン ウィンの法則」仲良く、平和的、お互いに良好な関係
* これからの未来は、温暖化や、人口減など課題が多いが、私たちは、生きて
いく為に、一人一人が、環境に対する考えを変える必要がある 。
* 人間が、汚い水を流すと、そこにいる虫を生き物が食べ次にまたその生き物を
食べる食物連鎖の結果上位捕食者(人間)に集中する。
*
興味深いお話をして頂き生物多様性について考えることが出来ました。
また、若いお母さん方が多かったので講義内容に、関心を持たれた
ようです。
* 塾生達は、地上の生態ピラミッドと食物連鎖を図で解りやすく
可愛いい絵の説明で楽しく学べました。
* 最後にはわかりやすく大きな文字で生物多様性を保つこととして
書いて頂けてありがたかったです。
どこかで
せいぶつの
途切れる(なくなる)
ことがあると
たいせつな せいめい(せいぶつ)が、
うまれない かも しれない
このうまれなかった せいぶつ が
みなさんの こどもや まごの
いきのこるのに ひつようになったら
いまの せいぶつを のこすことが
ひとの いのちを 救う(すくう)
* 光合成の質問にも、人間は食べ物を栄養としている。
植物は太陽の光を吸収してその光エネルギーを使い、大気中の
二酸化炭素と根から吸収した水で、酸素と糖類を作リ出し栄養としている。
と、わかりやすい例えを出して説明をありがとうございました。