2015年10月13日火曜日

10/10   10月環境塾

平成27年10月10日

    10月  環境塾       (日本環境管理センター)
 
 今日は、3連休初日となり、昨夜から心配していました天気も雲り空でしたが、秋らしい気温で
過ごしやすい日となり、トウモロコシの収穫にはもってこいでした。

 ◎1時間目の「トイレの話」では、「トイレ・排泄は大切なもの」と、いう位置づけで
  トイレに行くことは、恥ずかしい事ではないという心の育成を目指した講義でした。

 ◎2時間目、7月に塾生がまいた種が芽を出し実がついた事を実際に見て収穫体験し、
  植物多様性の理解を目指しました。
  ◎環境塾は、各企業のご支援、「清流の国ぎふ森林環境税」各方面の皆様のご協力に
  より、運営されています。

         
 


    [トイレの話]           加藤 篤 講師     日本トイレ研究所


●受講生も保護者も普段あまり話題にしないうんちについての学習が珍しく、いつもとは目の輝きや、講師の質問に対しての反応などとっても活気のある雰囲気でした。
 
●*体の調子が良いのは、いいうんち(ぴかぴかうんち)が出ること
 *うんちが出ることは、食べること、眠ること、運動することがバランスよく行われ
  からだの調子が良いことをあらわしています。
 
●健康とうんちのつながり、そして、トイレ、排泄はとっても大事なこと。
 はずかしいことではないことを学んだ。
 
 


 ●東日本大震災のトイレ現場の声から
  「食べる」「排泄する」といった人間にとって基本的なことが、災害時には、
  ままならなくなりました。食べれば必ず排泄があり、排泄を我慢すれば、健康状態を
  維持することが出来ません。

 ●不衛生な環境では、医療も食事も成り立ちません。トイレ・水・食料が大切。

 ●①自助・・・・・・70%  各家庭単位で工夫して頑張る
  ②共助・・・・・・20%  地域でそれぞれが協力工夫して頑張る
  ③公助・・・・・・10%  最後に行政の応援を待つ

 ●災害時には、道路や、水道、電気が止まり、人に頼ることが出来ない事もあります。

 ●日ごろから、家庭内備蓄がすべての基本になります。中でもトイレは、絶対です。

 ●応急処理用のトイレの使い方を学びました。


    

        初めて見る応急処理用トイレに、身を乗り出す塾生!!!


 ★ 塾生の感想


 *地震などの災害時のトイレの事など考えたことがないから、とても勉強になった。

  *トイレをガマンして飲まず食べずに、いると病気になる事を学び驚いた。

  *トイレの応急処理グッズを初めて見た。

  *応急処理のトイレグッズは、自分だけが使っているのではなく災害時な

   どは、大勢の人が使うので、最終処分後の環境はどうなるのか考えたい。

  *今は、なんでも便利になってトイレの水をたくさん使ったりして環境に

負担をかけているのでエコな生活がしたい。

 *ぼっとん便所を大切にしたい。江戸時代の大昔はうんちやおしっこで野菜

  を育てる肥料にしていたことにびっくりした。


    
 

  [トウモロコシの収穫体験]  牧野 大樹 講師   日本環境管理センター
 
 

7月に畑の土の働きを学び、木や草の育っている土に栄養を与えるとその土は
 昆虫や微生物のすみかになり地球上のゴミを分解して土に返し地球をきれいにする
 ことを学びました。
 
  *7月に塾生がまいた種が芽を出し実がついた事を実際に見て収穫体験しました。  

 *収穫体験では、トウモロコシが実っているのかまだ早いのか見分けられな 

 く実ってないものまで収穫してしまう塾生もいて、見分け方をスタッフか

 ら教えてもらっている塾生もありました。

*今年は、雨が多かったせいか土の中にダニが発生したり夜盗虫がいたりし

 て昨年より不作である説明も受け、大自然には人間の力は及ばない事を学びました。




 




    
    *みんなでトウモロコシの試食をしました。 焼いたトウモロコシにカボスのしぼり汁を
     かけて、とろけるチーズをのせてから食べました。
   
    *採れたばっかりのトウモロコシはプチプチしてとっても美味しかったです。