2018年1月17日水曜日

1月環境塾

平成30年1月13日
       1月環境塾                         場所;日本環境管理センター
 今週は、全国各地で記録的な積雪がありました。
 今朝海津市では、道路は凍っていたところもありましたが、
 雪の心配はなく予定通りに環境塾が開催されました。


≪1時間目≫
環境と経済のしくみ(お金の流れ方)     
                                    講師: 大垣共立銀行 河村崇寛


地球誕生から現在までの
環境と経済の関係をわかりやすく、説明していただきました。
長い歴史の中で、
人類が自給自足の時代から
約250年前に世界で起こった産業革命を機に
環境が悪化しました。


<地球カレンダー>
地球が誕生して現在まで46億年・・・それを1年に例えると
1月1日・・・・地球誕生
2月25日・・・生命誕生
12月31日・・・人類誕生
12月31日午後11時58分・・・産業革命が起きる


地球規模で考えると、今からたった2分前に起きた
産業革命で地球環境が危機に扮しているとわかると
親子共々ビックリ!した様子でした。
岐阜県の森林について
「岐阜は木の国、山の国」・・これは岐阜県民の歌の歌詞でもあります。
岐阜県の森林率は全国で第2位(1位は高知県)
森林面積は第5位


今、企業では森づくりを通じて
地球環境や地域社会に貢献する活動を行っています。
森林の多い岐阜県でも
多数の企業やそこに勤務する
家族の方々が森づくりに取り組んでみえます。


≪2時間目≫
廃油石けんづくり
講師:ピープルズコミニュティー 安田裕美子
廃油と苛性ソーダを使って
石けんを作りました。
こどもさんの体操服、靴等
頑固な汚れには、これが一番!
上手にできるコツは、
10分間ひたすらシェイクし続けること!



最初はニコニコでシェイク


2本を力強く振り続ける安田講師



河村講師もシェイク!
この後キャップを外し2週間熟成させたら完成
≪3時間目≫
薪と森林再生
                         講師:地域再生機構理事 森大顕


学習のねらい
●地球温暖化による将来の地球の危機及び、地球を守るための森林再生について学ぶ。
●森や川の機能、役割を理解し、森・川づくりについてを学ぶ。


大垣の上石津で森林関係のお仕事をされている
森講師より森や木についてお話を
していただきました。
森の木について(広葉樹・針葉樹)

色々な形の木は、何に加工されるのかな?
海外外からの安価な輸入等により
日本国内の木の需要が低くなってきた。
森林の手入れをしなったことにより
大雨が降ると泥が流れていったりするようになった。
ヨーロッパで、石油等を使わないで
森林の仕事をしながら
快適な暮らしをしている人々の紹介がありました。
私たちが想像するような
非文明的な暮らしてなく
自然を大切にして
森林とともに共存する
様子でした。


森で仕事をする人々
快適に暮らす家族

≪受講生の感想≫
●節電やエコの大切さを改めて考えることができた
●日本の食べ残しの多さにびっくりした。賞味期限・消費き期限の区別、親の判断大事
●間伐の必要性が、よくわかった。
●森林の多い岐阜県で生活しているので、より環境のことを考えていきたいと思いました
●森はすごく大事なんだなと思った
●物を大切にするよう心がけがあれば、資源・環境・食べ物、すべてにおいて無駄・悪化を防ぐこと      
 ができる
●二酸化炭素の排出量は中国が世界一。でも、そのうちの何割かは日本が出させているのと同じ
●森づくりをもっと進めないといけない


ぎふ地球環境塾の事業は「一般財団法人 セブンイレブン記念財団」
の助成を受けて行っています